1基の墓石に「○○家之墓」といった文字を刻み(洋型では「○○家」など)、地下に納骨棺に代々の遺骨を収めて祀るお墓を「家族墓」または「合祀墓」と呼びます。
特に、都市部では墓地入手が困難なこともあり、近年ではこの家族墓が主流といってもいいでしょう。
家族墓に対し、ひとりの霊に1基のお墓を建て祀るのを「個人墓」あるいは「単独墓」といいます。
お墓は本来、1人1基の個人墓でした。従って墓相でも個人墓を勧めていますが、かつて土葬で単独に葬るしかなかった時代と違い、現状ではそれにこだわる必要はないとでしょう。 |